α6000は画質悪い!? ― 2015/07/20
購入直後 RAW+JPEG の画質(記録)に設定し P(プログラムオート)で撮った写真をカメラの液晶モニター上で拡大してみたらドン引きしました。。。
発色悪い+カラーノイズ多い+解像感がない → コンデジに劣っている
まじめな話、不具合品かと思いました(苦笑)
よく調べてみると解像感が無いのは、カメラ上で写真を再生するとRAW+JPEGの記録にしているとJPEGの写真がプレビューされるらしいこと、もう一つは拡大がピクセル等倍以上にできてしまい画素以上に拡大したらトーンジャンプまで見えてしまっている為でした。
圧縮ノイズがもろ見えると思ったのは同じく拡大し過ぎが原因でした(汗)
最後の発色が悪いのは・・・これはカメラの初期設定でした(爆)良く言えば素のまま、悪く言えば地味・・・良いのかこの設定が基本で、と思えるレベル (^^;
カメラの液晶モニターで拡大して見えたレンズの色収差かと思った部分もPCでRAWを見たらしっかり解像していてカラーノイズもなく正直ホッとしましたね(爆)
この写真は全て解像度が素晴らしいと言われている Sigma 60mmf2.8 で撮って思った感想なので、これで画質がかなり落ちるキットレンズだとしたら、ここでソニーはダメだと思ってしまう人がいる気がします(爆)
・・・ということでα6000の画質が悪い、というのは濡れ衣でした(爆)
濡れ衣と判断できたのはPCに落として実際にRAW写真を見たときです。もしかしてカメラの液晶モニターの色階調、いやJPEGの圧縮アルゴリズムが悪い?、という疑惑は残っていますが、まあモニターのプレビューが綺麗なより実際の写真が良い方が良いに決まっていますが・・・、正直JPEG撮って出しは使いたくない感じです。。。
先日このカメラ任せにするなら綺麗に撮れる、と書きましたが、こいつが曲者でカメラ任せにする時は、おまかせオートかプレミアムおまかせオートかSCN(シーンモード)にしましょう!
P(プログラムオート)はコントラスト、彩度、シャープネスと綺麗に0になっていてかなり地味で感じの写真です・・・もちろん変更可能です(笑)
勘違いしないでほしいのはは、これらのモードは最初から派手な設定ということでなくPOに自分で判断して設定を変えてくれます。
SCN(シーンモード)で夕日を撮った時はコントラスト、彩度、シャープネスの調整でなくホワイトバランスも変更されているような感じでした。
てな感じだったので通常はプレミアムおまかせオートで撮影しようと思ったのですが一つだけ問題がありました。
それはISO上限設定がこれら3つのモードではできないことです。
これは画質オタクにはちと寛容できないことですね。
ちなみにソニーのRAWファイルは本当のRAWではなく非可逆圧縮(JPEGと同じで写真を編集するたびに劣化していく)しているそうです。例えて言うなら本当のRAW(生)ではなくて一夜干しで水分飛ばしてファイルサイズを軽くしている、という所でしょうか。
これはプロには不評なようでそのうちに更新があるようです。となるとαマウント、eマウント系の全機種(最近の限定と思いますが)さらにツールまで及ぶので大規模な更新範囲ですね。
更に今回の件で分かった事はクリエイティブスタイルなど、コントラスト、彩度、シャープネスの設定がRAW写真まで影響するということです。通常のデジカメではコントラスト、彩度、シャープネスなどはセンサーから出力されたデータにデジタル処理するのが当たり前なので、写真はコントラスト、彩度、シャープネスの設定は影響せず設定を変えても同じ様な写真になりますが、α6000ではRAW自体が異なった色になっていました。
ヘルプガイドには RAW=デジタル処理など加工していないファイルとはっきり書かれているので、センサーにそこまでやらせているようですね。
写真は上2つがRAWの無修正ピクセル等倍をJPEGに変換して出した物で、クリエイティブスタイルのスタンダードとビビッドの違いです。3つめはRAW+JPEGのJPEGの写真の切り出しです。
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