S&Q2023/05/14

S&Q(スローアンドクィック)という機能を使って動画を撮ってみました。

これは簡単にスローモーション撮影やクィックモーション撮影ができる機能です。 一秒間に100枚連写したとして、それを一秒間に10枚再生する動画を10秒間したとします。

すると実際より10倍ゆっくり見えますよね。 それがスローモーション動画です。

 その逆で一秒間に10枚連写したものを10秒間撮ったとします。 これを一秒間に100枚再生する動画にしてしまうと、超早回しの動画、クィックモーション動画となるわけです。

これらの情報を一覧表にしたのが(下の表)マニュアルにあります。

 

フレームレート

記録設定

24p

30p

60p

120fps

5倍スロー

4倍スロー

-

60fps

2.5倍スロー

2倍スロー

通常の再生速度

30fps

1.25倍スロー

通常の再生速度

2倍クイック

15fps

1.6倍クイック

2倍クイック

4倍クイック

8fps

3倍クイック

3.75倍クイック

7.5倍クイック

4fps

6倍クイック

7.5倍クイック

15倍クイック

2fps

12倍クイック

15倍クイック

30倍クイック

1fps

24倍クイック

30倍クイック

60倍クイック

 

表の左端のフレームレートというのが一秒間に何枚撮るか、です。

120fpsで撮って、それを24p(一秒間に24枚再生するという意味)にするならば、実際の速度よりも5倍スローに見えるわけです。

これは撮ったフレームレートと異なるフレームレートで動画ファイルを出力するだけなので、中級クラス以上の動画編集ソフトならばできますが、この機能をカメラだけでできるようにしているのがS&Qということですね。

ささて今回はミルククラウンをスローモーション撮影で撮ったら面白いかも!と思い挑戦してみました。

結果から言うと、この機能だけでは面白い映像にはなりませんでしたので、動画の最後にミルククラウンの静止画を入れてそれらしく見せていますw

ミルククラウン

何が悪かったかというと…

  1. 24p/120fpsではミルククラウンの状態で止める映像にならなかった
  2. 動画の設定をシャッター速度優先にしなかった

ということですね。

上の1はもう少し遅く再生させないと水滴が落ちるのが思ったより速かったということですね。 ミルククラウンをはっきり写すには、少なくてもシャッター速度を 1/500 s よりも速くした方が良さそうでした。

ということで 120fpsでの動画でミルククラウンはちと無理がありましたが、探せば面白い被写体を見つけられそうです♪

今回のS&Qは得るものが多かったので面白そうな被写体を見つけたらまた挑戦してみようと思います♪

カメラは α7RⅣ で、レンズは FE 50mm F2.8 Macro です♪

雨の多い時にはマクロに限る2019/07/28

しずく💧

年に一、二回のダイビングは既に趣味とは言い難いものになっていますが、写真も月数回なので怪しいものですw

それでも写真が趣味ってのも中々良いのでは?と最近思えて来ました・・・って、今更かいっ!!

個人でもグループでもできて、尚且つインドアでもアウトドアでもOKですからね♪

・・・と前置きが長くなりましたが、雨が多いのでインドア写真にも挑戦してみました。。。

 

テーマは「しずく」 です♪

本当はテーマは同じでも違う物を撮る構想だったのですが、近所のスーパーを廻って見つけられなかったため今回の物になりました(爆)

そもそもインドア目的なのに、近所のスーパー彷徨ってはダメですよねw

ということで、今回撮ったのはBD(ブルーレイディスク)に垂らした水滴です。。。

カラーバリエーション

単に水滴をマクロ撮影するだけですが、見る人をあまり現実に引き戻すような余計な物を写さないのがポイントだと思いますw

今回三脚の上に Velbon SUPER MAG SLIDER というのを使いました。 ピントが微妙なので三脚や雲台の位置をいちいち微調整するよりずっと楽にフレーミングやピント合わせができます。

星の撮影時も、星を見つけてフレーミングする時雲台を動かし過ぎて、どこ行った~!!って騒ぐことがよくあり、そのために微動雲台というのがあるくらいです。

 

撮影風景

また持ち運ぶには軽い三脚が何しろ良いですが、家でのマクロ撮影だけは重い方が良いです(爆)・・・特に Velbon SUPER MAG SLIDER とか使う時には。

カメラを重心の前にわざと移動させるのですからそりゃー安定しません。 転倒リスク大です。 かと言ってそんな事で三脚何本も買いたくないというのが本音ですので、三脚下のエンドフックが付いた物がお勧めです。

以前は Gitzo などの高級三脚にしかありませんでしたが、小さい三脚ほど恩恵が大きいこのエンドフックは、新しい Befree のManfrotto 三脚 Befree アルミ ボール雲台キット などの買い易い商品にまで付いてきました。

因みに上の写真二枚色違いですが編集して色を変えた訳ではなく色が変わる LED電球 E26口金 10W LED RGBW 電球 調色調光機能付きを照明に使いました。

今回カメラは、α6000 そして安いのにめっちゃ写りの良い FE 50mm F2.8 Macro でした。。。 いつかお勧め Eマウントレンズ特集しますが、FE 50mm F2.8 Macro は間違いなくお勧めトップ5に入ります (^^)/

光るアジサイ2018/06/24

しっとり紫陽花

あじさいを撮って来ました♪

あじさいは強い日差しが苦手、水を吸うと元気になる・・・との事から雨の日を狙って行って来ました♪

狙いはパラパラくらいの雨だったのですが、段々強くなってきて、写真を撮るのに傘で結構苦労しましたw

光るアジサイ2♪

雨の日、という事で暗いのは想定済みですが、経験上内蔵ストロボを使うととても残念な写真を量産するのは分かっていましたし、クリップオンストロボ付けたとしても外なので凝ったバウンスも出来ないので、純正のワイヤレスストロボを調べました・・・が高くてびっくり!!

アジサイ♪

α6000の場合、簡単に言うとワイヤレスストロボを2つ買わないとダメそうです(爆) この時点で諦めて詳細を調べていませんが、α6500 だと他にもワイヤレスコマンダーという選択肢もあります。

光るアジサイ♪

そんな感じだったので、ダイビングで使用していたイノンのLEDライトを使ってみました。 ダイビング用なので防水はばっちりなので雨も気になりません。

撮影もストロボより簡単でライトを当てた状態でそのまま写真を撮るだけ♪
※ このライト水中用なので陸上の連続点灯は避けましょう!

三脚に付けた図

ライトのアームに付けるアダプタは色々持っていたので試しましたが、どれを使っても三脚に取り付けできませんでした。

ということで、ライトを三脚の 1/4ネジに付けるシングルライトホルダー・LE 三脚用を購入しました。

実際は三脚でなくて一脚の先に付けて、片手でライトを伸ばして撮りました。 花壇の様なところにあじさいが咲いていたらその中に三脚を立てるのはまずかろう+ライティングの自由度を上げる為です。

ライト三脚アダプタ

 

因みにこれは、ソニー用マクロレンズ SEL50M28で撮りました。 ソニー SONY マクロレンズ FE 90mm F2.8 Macro G OSS にしようか迷ったのですが、最初から接近戦予定だったので多少広角の方が良いだろうという判断です。

宙へ・・・2018/01/05

宙玉のルミナリエ

あけおめ!&ことよろです (^^♪

一月二日はスーパームーンで、撮りに行ってきたのですがそれは後日ネタということで・・・w

今日は宙玉ネタです。

宙玉を使うと上の様な写真が簡単に撮れるというフィルターの様な物です。 ※ 上の写真はルミナリエを宙玉を使って撮りました。

レンズ前にガラス玉を置いてそれを写しこむ撮影手段が良くありますが、それを面倒だから(?)全面レンズに嵌めてしまえ、という事ですね・・・微妙に説明文のニュアンスに問題ありそうですがw

もちろんこれは製品になっていますので、レンズ先端に付けられるようにフィルターネジが切られているているので、サイズさえ合わせればどんなレンズにも付けられます。

これを実現するには、大きく分けると下記二つの方法があります。

  1. 自作する ・・・・・ 自分で工作する方法

  2. 製品を買う ・・・ 宙玉 soratama 72

 

[ 1. 自作する ] 

これはアクリル板にアクリル玉の付いた 工作用宙玉 soratama が製品より安く手に入りますので、これにポテトチップスのチップスターの筒を付けて自作するものです。

比較的安くできますので、実験的に試したいという方は良いのですが、レビューを見るとアクリルの為傷つき安いようで長期間の使用は耐えられないようです。 ※製品版はガラス製のようです。

ポイントはレンズ選びで、レンズ先端からチップスターの筒の長さより長いものは使えません(チップスターの筒の延長は強度的に考えない方が良いでしょう)。

 

 [ 2. 製品を買う ] 

製品版を買ったとしても簡単には行きません。 使うに当っての問題は使用するレンズの最短撮影距離です。 結局、前面の玉にピントを持ってこないとまともに写らないので、ピントの合う範囲に宙玉の玉を持ってくる必要があるわけです。

例えば、α6000やα6300の場合は素直に、ソニー E 30mm F3.5 Macro を使用するのが吉です。 これなら 宙玉 soratama 72宙玉 Extension Tube 72 を一つずつ買えば素直に使えます。

更に高画質を目指したい人は、FE 90mm F2.8 Macro G OSSFE 50mm F2.8 Macro を選びたいのですが、焦点距離を調整するために、宙玉 Extension Tube 72 を数個買うか、お持ちのカメラに合った 接写リングを買うかです。 実際何個必要なのかはやってみなくては分からないところがありますので、その辺りが難しいところです。

 

興味のある方は宙玉のホームページ上に、各カメラメーカー毎のセッティング例などがありますので参考にしてみてください。

 

観覧車~♪

因みに写している時は当然逆さまになりますので、後で写真を上下反転させる必要があります。 ここに載せている写真は FE 50mm F2.8 Macro で撮っています。 宙玉 Extension Tube 72 一つでは足りませんでした。 誰か Extention Tube 1cm くらい余ってたらくださいw