α7III で使えるミニ三脚を探す!2020/02/29

ミニ三脚コレクション♪

先日ジュエリーアイスの撮影で発覚した、”PIXIミニ三脚が α7 III で使えない” 件の対応策を調べました!

問題を復習すると、

  1. 雲台が重さに耐えられず固定出来ない
  2. 最低地上高が高過ぎる

上記 2.については、 大型三脚のセンターポール上下逆付けをする事で解決できますが、小さい物が必要な時はどうしてもあるので PIXI よりも耐荷重が高く、より低く設置できる問題の少なそうな物を探しました!

結果、世の中にあるミニ三脚は耐荷重が低く、最低地上高が高い物ばかりで意外と少ないという事が分かりました。

その中で使えそうなミニ三脚を集めて比較してみました♪

 

ここでは、自由にアングルを変えたいというのが大前提なので三脚だけでなく雲台も混みであることと、アルカスイス互換であることが条件です。

よって例えばPIXIのミニ三脚では上にアルカスイス互換クランプを載せた状態なのでご注意ください。 また高さはアルカスイス互換プレートのサイズは自由に選べますので無い状態で実測しました。

ミニ三脚一覧

一番上写真左から

(A) SMALLRIGミニ三脚 - 2664

(B) DECADE ミニ三脚+ SBH-180 DS

(C) Manfrotto ミニ三脚 PIXI

(D) SIRUI テーブル三脚

この表から選ぶとするとどう見てもコストと性能のバランスが良い (A) SmallRig 一択!…となりそうですね♪

これが最強!!

・・・となりそうですが、実際に負荷をかけて確認してみると実は一番頑丈なのは実は (B) でした・・・

しかも僅差で (B) ではなく圧倒的大差で強いです!

DECADE ミニ三脚自体が 80kg の耐荷重があり、雲台の SLIKの SBH-180 DS で最大耐荷重がたったの 3kg というスペックなのですが、実際試したところ SmallRig (5kg), SIRUI(4kg)雲台よりも強いです( ただ、DECADE ミニ三脚の雲台ネジは1/4インチしか使えないと思ってください…設計がヘボい)。

Lブラケットを付けた状態で上半身の体重を殆ど掛けてもビクともしませんでした♪

これはほんと驚きました! SLIKはイマイチだろう的な扱いをしていましたが、見直しました!さすが日本メーカー!!(タイ製ですw)

試し方は各雲台に同じLブラケットを付けて体重をかけるやり方です。 雲台を直接手で動かそうとすると雲台の形や大きさによって同じ力をかけても与える負荷が変わってしまいます(力点と作用点の差)ので、必ず同じ物を付けて比較しましょう。

更にお勧め度が高い理由は、頑丈な事以外に高さを二段階に変えられるからです♪

Decade+Slik 最強ミニ三脚

重心さえそんなにズレなければ感覚的にはキヤノン EOS-1D X Mark IIIニコン D6 などの超大型カメラでも使えそうな感じでした♪ ← 保証するものでありません。。。

さて今度は実際にカメラとレンズを付けて確認してみます。 仕様が上でも実際に付けてみると思いがけない問題があるかも知れませんので、何事もぶっつけ本番にしないことが成功率を上げる鍵です (^^)/

レンズはEマウントソニー製で三脚座がなく最も重くて長いレンズである FE 135mm F1.8 GM を付けてみます。 これでカメラと Lブラケットとレンズで計算上

170g + 950g + 650g = 1770g

となります。

実際にこのレンズをミニ三脚に付けることはないとは思いますが、重くて長いという三脚や雲台に最も負荷が掛かるので試しておくのがイイですネ♪

 

実際にカメラを載せてみると、雲台自体は (A) SMALLRIGミニ三脚 - 2664 より (D) SIRUI テーブル三脚 の方が若干雲台が強力な感じがしますが脚が短い分伸ばした脚の方向に重心のレンズが掛かるとちょっとバランス的に頼りない気がします。

これは三脚と雲台を合わせたトータルで評価しますので、結局強力なミニ三脚ランキングは下記の様になります。

SIRUI ミニ三脚

1位: (B) DECADE ミニ三脚 + SBH-180 DS

2位: (A) SMALLRIGミニ三脚 - 2664

3位: (D) SIRUI テーブル三脚

※ (C) のManfrotto ミニ三脚 PIXI では重さに耐えきれずミニ三脚として役に立ちませんのでランキングには入りません。

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