ウサギの島🐰2020/01/02

逞しいウサギの図

明けましておめでとうございます♪ ・・・ということでウサギ島に行って来ました♪

大久野島

凄く寒いという予報だったのですが、歩き回っていたせいか暑いくらいで陽が当たる場所だと上着が要らないくらいでした♪

大久野島

二日目帰りは休暇村のうさんちゅカフェでランチを食べてから帰る予定でしたが、年末の週末に当ったせいかあまりにも混んでいたので諦めて帰りました・・・結局まだ一度も利用したことがないです (^^;

大久野島

往きは平日だったのにフェリーには人が結構多かったのですが、島内は夕方になるとガラッと空いていました。。。

大久野島

家から電車、フェリーをベストのタイミングで見計らって行ったとしても大久野島まで片道4.5時間掛かるのでとても日帰りは考えられませんが、日帰りでうさぎ島まで行く人が多いという事なんでしょうね~。

大久野島

ただ今回気付きましたが、大久野島に泊まらなくても隣の大三島の盛に泊まると凄く便利なことが分かりました。 フェリーでも大久野島に15分程度の距離なのでアクセスも楽です。 忠海駅周辺の旅館という手もありますが、態々混むところから乗らなくてもゆったりできる盛がねらい目なのかも知れません。

大久野島

今年の台風や大雨の影響で、一部崩れて山の方は立ち入り禁止ヶ所も多かったですが、普通に島内一周はできます。

一周廻った感じだと前回よりちょっとウサギが減ったような気がしましたが、休暇村の情報だと700羽から変わっていませんでした。。。

大久野島

冬の平日は客が少なかったのか、喧嘩で流血しているウサギも見かけました。。。 この島での生存競争も厳しいのでしょうね~ (^^;

大久野島

さて、今回は前回の反省を生かしてなるべく離れたところからウサギを撮りたいと思いその準備をしてきました。 まあ広角系レンズで撮ろうと近寄ると、餌を貰えるのかとウサギがワラワラ寄ってきてしまい撮影どころでは無くなります・・・ (^^;

大久野島

その良い例が下の写真です。 遠くから狙って静かに近づいたつもりでしたが、気配を感じてこちらに走って来たウサギです。。。撮ろうとした瞬間に走り出したのでピントが目でなくてお腹辺りに来ていますが両前足が浮いていてお気に入り写真ですw

大久野島

こうなると近くのウサギを撮ろうしても付いて来てしまうので、もう餌をあげて他のウサギを探すのがベストですね(爆)

大久野島

今回ウサギポートレートに丁度良いと考えていた FE 135mm F1.8 GM でしたが、ウサギに気付かれる事が多かったのでもうちょっと焦点距離が長い方が良いかも知れませんね・・・、理想を言えばFE 400mm F2.8 GM OSS でしょうかw

大久野島

ということで今回は、α7 IIIFE 135mm F1.8 GM で準備しましたが、重さがありますので持ちやすく SMALLRIG Sony A7III/A7M3/A7RIII/A9専用 L-ブラケット を持って行くつもりでした。 ところがとても冷たく感じたので純正のグリップエクステンションにしました。

大久野島

ここで気付きましたがSmallRigに限らずRRSなどの L字プレートの殆どは金属なので、実際極寒地での使用はどうなのでしょうか? オーロラなどの撮影には必須となる三脚ですがアルミ三脚などは凄く注意するように言われます(直接触れると皮膚が凍って剥げてしまう)。

※ 下の写真はウサギでは珍しい『ごめん寝』ウサギです♪

大久野島

木製の L字プレートもあるようですがちょっと強度的に不安がありますよね、となるとやはりパーマセルテープなどでプレートを巻いておくのが無難なのかも知れませんね。。。因みに何種類か買った結果今のところカモ井加工紙 マスキングテープ マットブラック MT01P207が一番良いかも知れません。

ウサギの島・・・番外編2020/01/07

忠海駅

さて、ウサギ島最終回です♪

上の写真は、JR忠海駅改札内にある看板。 ここは駅のホームなのですぐ後ろに線路がある感じです。

ウサギ島

まあカメラで作品っぽく撮らず、iPhone11 Pro からのスナップですw

実際行く時には、むしろそちらの適当に撮った写真の方が参考になることが多いですからね♪

ウサギ島

JR忠海駅から10分ほど歩くと忠海港があります。 上の写真はまさにフェリーに乗ろうと並んでいるところです。 この後ろに売店があり、売店内の販売機かレジで往復乗船券を買いましょう。 券はフェリーでも客船でも使えます。

ウサギ島

凄く遅いように見えるフェリーですが、15分も掛からず大久野島に着きます。 その桟橋に無料シャトルバスが待っています。 上の写真はシャトルバス内から発車待ちしているところです。 既にウサギが何匹か写っていますよね♪

お勧めは歩いて休暇村まで行くことです。 元々歩いて一周できる島な上に桟橋-休暇村間にはアップダウンはありませんし、ウサギと遊ばなければ10分程度です。

ウサギ島

上の写真は、大久野島唯一の宿泊施設である休暇村のロビーです。 撮っているすぐ後ろにウサんちゅカフェがありますが、まあ敷居があるわけではないのでロビーの一角というべきでしょうか。

ウサギ島

上の写真は同じく休暇村内にあるお土産コーナーの一角・・・。 ここでもウサギが繁殖しているようですw

ウサギ島

ウサギの餌は忠海港で手に入りますが、とても少ない量で \300 くらいします。 正直一回分しかないのでコストパフォーマンスがとても悪いです。 持って行く労力を考えても買って持って行く方が良いですよ!
間違っても人間の食べ物をあげないように。

さて今月また短期写真ツアーに参加して来ます♪

旅行会社主催の物ですが、何ヶ月か前に見つけた時には”詰め込み過ぎだろっ!”と思わず独りで突っ込んでしまったツアーで、気になって数日間眺めていたら突然キャンセル待ちに変わっていた為、慌ててキャンセル待ちを申し込んでしまったという経緯があります。

ということでそれが確定したのはつい最近で、慌てて準備中です・・・

何しろ詰め込み過ぎ感があるくらいなので、何か一つくらいはそれなりに撮れそうな感じはしますが、まあ個人的にやるなら同じネタを狙って数日間同じ場所に滞在してベストを狙う方が好みですけどね (^^♪

飛行機内へ空港で預けられるバッテリー2020/01/21

あんまりスッキリ見えない富士山・・・

と言う事で、生まれて初めて北海道に行って来ました♪

しかも北海道らしい海産物は全く食べておらず、現地二泊三日の写真ツアーで毎日朝 2:00AM 起きですw

このツアーを旅行会社のサイトで最初に目にした時は、詰め込み過ぎだろっ!的に思ったと先日書きましたが、内容としては写真好きな方なら誰でも行ってみたくなる北海道の魅惑的ポイントが盛り沢山でした…

しかし、良いポイントに良い時間に行ける場所は日数的に凄く限定されましたが、まあ楽しめました♪

何しろ一日中撮りっぱなしで3日間なので膨大な写真の量なので、整理に時間掛かりますが出来次第アップして行きます♪

また飛行機嫌いなのに計200回以上乗っていますが、今回ハマりましたので、今更何?と笑われそうですがシェアしておきます♪

  1. リチウムイオンバッテリー(要はカメラの予備バッテリー)、預け入れ不可!
    → ちょっと前まで低容量はOKだったが、今は全面(国内線・国際線・航空会社問わず)ダメ!

  2. 航空券がスマホのWallet等にアップできて、そのままチェックインできる!
    → メッチャ楽 (^^)/

  3. 機内で Wifi 無料で使える!
    → LCCでない ANA/JAL だけ?

  4. 機内に持ち込みできる三脚サイズは 60cmまで OK!・・・ なのは、ANAだけ・・・
    → JALは飛行機のサイズや混雑具合で拒否される

三浦半島

上記の1でハマりました。。。しかも今回羽田から北海道までのフライトでは何も言われず、帰りだけかなり厳しくチェックされた為なんでいきなり厳しくなったんだろうと思いましたが、後で調べてみるとリチウムイオン電池のルールが変更されていましたね。。。羽田は単に混み過ぎてそれは敢えて見逃したということでしょうか?

更に今回の北海道ツアーは事実上三脚必須で超望遠を使いますので、手持ちの最大の GITZO 三脚 マウンテニア 3型 カーボン 4段ロング GT3542L を持って行きました。 フライトでトラブると嫌だったのでスーツケースに入れましたが、これは正解でした♪ 同様に三脚を持ち込もうとして預け入れにさせられた人が殆どでした。

まあもうちょっと大型の物でも預け入れならば出来ます。 その際は勿論大きめの三脚バッグを用意して投げられても大丈夫なほど梱包しておいた方が良さそうです!

今回かなり過酷な環境で三脚を使い、中々勉強になりましたのでその辺のレポートも後日行います♪

寒冷地の大型三脚仕様2020/01/25

北海道はでっかいどう!

本日急遽カメラのイメージセンサーの掃除に行って来ました (^^;

実は・・・、写真ツアーだというのにブロワーを持って行くのを忘れましたw  ・・・ふらっと出かける近所の撮影にもブロワーを持って行くのに、写真ツアーでブロワー持って行かないなんて衝撃的ですよね (^^;;;;

後半知り合いになった方に何回かお借りできたのですが、帰ってから恐る恐るセンサーを見ると、目でわかるくらいの小さい埃が見えてしかもブロワーをいくらやってもビクともしませんでした(泣)

慌ててソニーストアにセンサー掃除の予約をし、今まで自分でセンサー掃除していた SONY α6000とセンサーゴミが取れなくなった α7 III と二台の清掃と、ついでに今回北海道で酷使したレンズ2本の清掃してもらって来ました♪

α7 IIIは綺麗になったとお墨付きをもらえましたが、 α6000 はなんとセンサー内部にゴミが入ってしまっているようで清掃では綺麗にできず、センサー交換という形で直すしかないそうです・・・(泣)

 

さて北海道の写真整理もかなり進んで来ました♪

最初はまずピンボケ写真と何だかわからない物(笑)をザクザク消す作業ですねw これは大事な作業で無駄なSSD/HDD容量を使わずに済みます!

残った写真は約RAWだけで 2000枚強です。 あとは被写体が切れているとか構図がダメダメなのも、7~8割あります。

残り2~3割が残ったとしても連写とかもありますので似たような構図の写真は実際使えず、結局何千枚撮ろうが行ったポイントの数で大体決まってしまうということですね (^^;

路面に残る雪

さて、ということで写真まとめまであと少し掛かりますので、その前に寒冷地の三脚仕様についてまとめておきます。

今回の気温は、-20℃、通常-10℃くらいのようなので、以前行ったカナダのイエローナイフよりは10℃くらい暖かい場所でした。

それでも三脚のレッグウォーマーは付けた方が良いです、カーボン製でも直接触れると冷たく感じますし、アルミ製の場合は凍傷の恐れがありますので必須だと思ってください。

また上の写真のように路面が雪が残っていますので(今年は本当に雪が少ないと言われていても残雪ありました)、スパイクタイプの石突きに交換できる三脚が推奨です!

自分の場合は、以前に既に用意していたのがありましたので、GITZO スパイク ゴム石突(下記写真の一つだけ転がっているタイプ)に3本脚とも交換して持って行きました♪

上の写真では手前の脚にスパイクを出して路面に刺して固定しました♪

Gitzo 石突き群

さて雲台ですが、これがかなり悩みました。

昨年末に日食で4Way雲台の安定度を見ようと思っていたのですが、日食は天候が悪く見られず仕方なく家のベランダで確認したところ、やはり800mm くらいだと自由雲台の方が安定度が良さそうなので、慌ててビデオ雲台かジンバル雲台を購入するより、多少使い難くても慣れて安定度の高い自由雲台で行くことにしました (^^♪

自由雲台は、フリクションコントロール付きの SIRUI(シルイ) ハイエンド自由雲台K-30X を使い、あらかじめ望遠レンズの重さに合うように調整して行きましたが、飛んでいる鶴を追いかけるのに自由に動き、更に絶秒な重さで本当に使い易かったです♪

一つだけ不満があったのは、ボールの締め付けで視点が気になるほど変わることは無かったのですが、パンのロックを締め付けるとちょっと上に動くのが分かりました(汗)

唯一ここだけがダメでしたね。。。 ただこれは400mm では気が付かなかったので、動く量も極わずかなのかも知れません。。。

 

今回持って行ったのは先日書いたように GITZO 三脚 マウンテニア 3型 カーボン 4段ロング GT3542Lです♪ Gitzoの推奨では、3型は400㎜ レンズまで(耐荷重は 21kg) となっているのですが、今回使用したレンズの最大望遠は800mmでした。

勿論800mmでも問題なく使えましたが、800mm 30秒露光で大丈夫だったかと言われたらちょっと疑問が残ります。

何が言いたいかというと、これが最低ラインだということです。 これより一段細い2型がダメとも言いませんが歩留まりが違って来るだろうと想像できます。

Gitzoの場合3型より大きい4型と5型は、システマティックシリーズしかありませんので全高が自分のアイレベルまで取れる長さの物を選びましょう。 アイレベルが基本ですが、欄干などがありますので雲台込みで150cm以上は有った方が良いです。

※ 下の写真は、スーツケースに入れた状態の三脚です。。。雲台は外して上部のネジも段ボールで保護して入れました。

スーツケースに入れた状態の三脚

ということで北海道ツアーで使える三脚まとめ

  1. 三脚レッグウォーマーを付ける
  2. 石突きをスパイク付きの物に変更できること
  3. 三脚全高で140cm(雲台込みで150cm)は稼げるものを用意する
  4. 三脚最低高は、5cmくらいにできるものが良い
  5. 800mm レンズの場合、三脚の最小脚径は21mm 以上の物を選ぶ (Gitzoの場合3型以上推奨)

 

4は、実は現地で気付いたのですが、ローアングル用に Manfrotto ミニ三脚 PIXIも持って行き、意外と高さがあることに加え角度をちょっとでも付けると雲台が耐えられず動いてしまい使い物になりませんでした。 あとで調べると Manfrotto ミニ三脚 PIXIの耐荷重は1kgしかなく、レンズ・カメラ・Lブラケットの重さを合計すると超えていました。。。

もうちょっと大型のManfrotto ミニ三脚 PIXI EVOならば耐荷重2.5kgにアップされているのですが、最低高がちょっと高くなってしまっています。 最低高が10cmだと、その上にカメラを置くので実質20cmくらいの高さになってしまいます。

現地ではバタバタしていて思い付きませんでしたが、そんな時はセンターポールの逆さ付けすれば良いだけでした♪ これだと最低高0cmまでできますw

この技は Gitzoだと構造上、システマティックシリーズではできませんので、マウンテニアの利点ですよね (^^♪

センターポール逆さ付け♪

レンズの焦点距離は、FE 200-600mm F5.6-6.3 Gを用意するか凄く悩みましたが、結局運搬の労力、バッグの準備、今後の使用頻度を考えて止めました・・・北海道に住んでいたら間違いなく買ってましたけどね。。。

このツアーでは、800mm以上の焦点距離でも全然ありだと思いますので持っている方なら迷うことなく持ってくるべきです。

朗報!標準レンズのジレンマ解決!!2020/01/30

爽快ブルー♪

以前からの”標準域のジレンマ”問題が今回の旅で一応解決しました♪

北海道ツアー内容にも絡むため、まずこの話から・・・

さて時は2019年11月頃、Sigma 24-70mm F2.8 DG DN Art Sony Eマウントを予約するか本当に悩んでいましたが結局 FE 24-105mm F4 G OSS にしました。

決め手になったのは悩んでいた時点で発売日未定だった事ですが、いつ入手できるか分からないまま予約して充てにするのはリスキー過ぎるし、新製品なので本番の北海道でトラブルと困るという懸念があったからです♪

旅行などの機会損失というのは、単にもう一度行けば良いという単純な物でなく、その条件はもう二度と無いかも知れないという大きいものです。 まあすぐ行ける近所での話なら別ですが・・・。

湖の氷

偶に、旅行前に xxx レンズと ooo レンズ とどちら持って行こうか迷っています!・・・という方もいらっしゃいますが、答えは迷わず両方持っていけ!です♪ 根本的に悩むポイントが間違っています、どうやって両方持って行けば良いかと聞くべきでしょう!

話がそれましたが、発売日未定の懸念以外にも MTFデータを細かく見ていくと、思った以上に開放で甘く、FE 24-70mm F2.8 GM はもちろんですがタムロン 28-75mm F/2.8 DiIII RXD よりも甘そうなデータでした。 改めて見ると FE 24-70mm F2.8 GM の性能はどのメーカーと比較しても群を抜いて素晴らしいですね。

勿論レンズはこれだけでは有りませんが…。これであともうちょっと寄れたなら完璧だったんですが…

と言う事で今回の北海道では計レンズ二本(+テレコン2種)だけ使いました… 他に二本を持って行きましたが結局使わず (^^;

霧氷を FE24-105G で最接近

結果、FE 24-105mm F4 G OSS かなり気に入りました♪ 何しろ望遠端で寄れる! ハーフマクロ(1/2)ほどではありませんが、1/3マクロ程の能力があります。 しかも普通はF4ズームの開放なんて使えたもんじゃね〜的ですが、これは違い開放でも解像度がそれなりにあります。

更にボケも綺麗ときたもんだ! …そしてそして何より FE 100-400mm F4.5-5.6 GM との相性ピッタリ❤

これは焦点距離がたった二本で綺麗に24-400mmまでカバー出来るだけでなく、更にフィルター径が全く一緒なので全て共用出来きると言う素晴らしいコンビ♪

この、FE 24-105mm F4 G OSS やけに寄れるな・・・と思い、調べてみたら、Eマウントズームレンズで最大撮影倍率は2番目によくて、1番目は FE 100-400mm F4.5-5.6 GM でした。 ここでも相性の良さが出ていますね♪

因みにEマウントズームレンズ最大撮影倍率上位3位まで

今回の写真は全て FE 24-105mm F4 G OSS です♪