バハマに行って来ました~パート4 ― 2018/10/28
このバハマのダイビングでのメインは、サメのフィーディング(餌付け)です。
もちろん、自然任せなので何が来るか分かりませんが、かなりの高確率でタイガーシャークが見られます。 今回見られませんでしたが、水温が下がる頃になるとグレートハンマーも見られるそうです。 かなり魅力的ですね♪
今回見られたサメは、タイガーシャークの他ナースシャーク、レモンシャーク、カリビアンリーフシャークでした。
タイガーシャークだけは特に注意するようにブリーフィングで下記の様に言われます。
- ウェット、フィン、グローブは黒で統一、頭は髪をまとめるかフードを被る(ゆらゆらさせない)
- 背を向けて泳いで逃げないこと
- 水面でバチャバチャ音を立てないこと(水面集合禁止)
- タイガーシャークから目を離さないこと
- 触っても良いがタイガーが寄って来た場合で自分からは触りにいかない
- 水中で寝転ばず、膝で立つこと…寝転ぶと噛み易くなるとのことw
- フィーディングの餌の近くに寄り過ぎないこと
- 近くに来てしまったら、手で頭を押し流す(笑)、決して叩かないこと
本当に熊やライオンの対処の様に背を向けて逃げるのはご法度のようです(爆)
面白い(怖い?)ことに、タイガーに目を向けていないとタイガーが寄って来ますw 目を合わすとそのまますーっと避けて行きますが、そのまま目を合わせないとどうなるんでしょう(汗)
そんな感じなのでガイドの一人がフィーディングしている間、もう一人のガイドは常に全てのタイガーシャークに目を配り、ゲストの後ろから来るタイガーシャークを、水中でビービー鳴らしながら教えてくれます。
フィーディング中最大5匹タイガーシャークが来ましたので、そりゃ~、大忙しなわけですw
フィーディングには、タイガーシャーク以外にも沢山のサメが来ますが、ガイドは決してタイガーシャーク以外には餌をあげません。 それでも他のサメや魚たちが集まるのは、偶にタイガーシャークが取りこぼした餌を狙っているからです。
タイガーシャークがそれなりに餌が貰えると、結構タイガーシャークに簡単に触れます。 ですが、油断しているとタイガーシャークが突っ込んで来ることがあります。
この時がかなりの恐怖なのですが、本当に寄って来た方々を今思い起こしてみると全員女性でした (^^;
フィーディングの様子を見ていると、ガイドはタイガーシャークが来ると受け流し、3回に一度ほど餌をあげる。 タイガーシャークが餌カゴに突っ込んで来ても邪魔しない、力でねじ伏せない、優しく受け流す。 という感じでした。
観ていると本当にサーカスの猛獣使いとライオンの様です(爆)
タイガーシャークの様子を見ていると”人間には興味があるがまだ餌だと認識はしていない”ように見えます。 ただ、この状態で一度でも、人間が水中で流血するような事故を起こしてしまうと、たぶんこの海域で何年かはシャークフィーディング出来なくなるのは間違いないでしょう・・・。
また、このタイガーシャークが何匹も寄って来たその場所で、ナイトダイビングも実施します。 ナイトダイビングはもちろんフィーディングはしませんが、船からのベイトは吊るしたままなのでサメはウヨウヨいます♪
正直、視界が悪いナイトでタイガーシャークが出たら恐怖過ぎる感満載ですが、基本タイガーシャークはナイトには来ません。 ※ 偶にいる時が本当にあるとかw
ダイビングスタイルは、単純でエントリー後に着底してフィーディングを見てイクジットする、様な感じです。 フワフワ浮いているとタイガーに狙われますので、基本オーバーウェイト気味で潜ります。
流れがある場合も結構ありますが、オーバーウェイト気味なので楽ですね ← 砂を巻き上げないように!
イクジットは、水面でバチャバチャしないのが前提なので、必ずセイフティーストップロープで前の人のイクジットを待って一人ずつ上がります。
海底にいる時はペタペタ触っていたタイガーシャークも、この中層にいる時に傍に来られると水中なのに冷や汗が出ます (^^;
今回水中写真は全て ソニー α6000 で、レンズはSIGMA Art 19mm F2.8 DN のみですが、殆どの写真で INON ワイドコンバージョンレンズ UWL-H100 28M67 Type2 を使って撮っています。 ※ドルフィンスイム時は使っていません。
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