浮遊系ナイトダイビング ― 2016/04/19
北リロアン・・・というよりはアクアバディズのネタかも知れませんが、最近流行の浮遊系ナイトダイビングです。
調べてみると国内外問わず、浮遊系ナイトダイビングをやるダイビングサービスが増えてきているようです。 簡単に言うと、ライトを何個か暫く点けっぱなしにておき浮遊系の生物(プランクトン)を集める、という物です。
南国でナイトダイビングをやった人はご存じだと思いますが、明るいライトには大量の得体の知れない生物(爆)が集まってきます。 まあメジャーな物はウニョウニョ(仮名)・・・ゴカイ等・・・下記の写真参照ですが、お食事中の方や虫嫌いの方はご遠慮ください。。。
この中には面白い奴がいます。 そんな生物の一つが一番上の写真の奴なのですが、大きい物は 10cm 程度のカマキリの様な感じで、素早い上に透明で写すのがとても難しいです。 なので下にもう一枚載せておきますので、ご自身の脳みそでどんな生物か想像して写真を補完してください(笑) ちなみに下の写真は謎の生物が縦横2匹重なっています。
その他にウナギの幼生レプトケファルスに似た生物なども寄ってきました。 魚甲殻類の幼魚はともかく幼生となると、更に情報が少ない為深海生物を見るような楽しさがあります。 因みに下のピンボケ写真はなんとラパスのエルバホで見かけたレプトケファルスの様な生物の泳いでいる写真ですが正体不明です。
他にも面白い生物が沢山来ますが、問題は写真を撮りにくいこと、ウニョウニョが気持ち悪いことなどが難点ですが、是非一度チャレンジしてみてください。
まだまだ編集中・・・ ― 2016/04/07
本当はナイトの成果を公開しようと思って探していましたが、どれもイマイチ・・・(汗)
ということで一休みに使えそうな写真をアップしておこうという訳でした(爆)
下のシムランスなんて、水中ではエビというよりはゴミに見えます~www
イソギンチャクモドキカクレエビはイソギンチャクにめり込んでいるように見えましたが、実際は足でイソギンチャクを引き寄せているんですね。。
このウミテングもクローズアップを使って撮っていますので、もっと拡大できますが何だかわからなくるのでこの辺で・・・
セダカカワハギは昔はセッパリハギとか言われてたらしいです。 親も写したのですが可愛くないので幼魚の方を。。。 写真は1.5cm 程度でとても可愛いかったですよ♡
セブのハゼ ― 2016/03/21
A6000ハウジングの使用レビュー (2) ― 2016/03/13
今回無謀にもシグマの単焦点30mm F2.8 DN Artとイノンのクローズアップレンズだけで挑みましたが、マクロ目的なら最低でも50mm(35mm換算で75mm)程度は欲しいと正直感じました。
それだけにEマウントAPS-Cでの最高解像度レンズ60mm F2.8 DN Artがこのハウジングに入らないのは非常に残念です。
動かない被写体はクローズアップレンズでカバー出来ますが、5cm以下のハゼとかはお手上げでした。 単焦点ならばピントがさえ合えば単焦点らしい解像度の高い写真が撮れます。 しかし単焦点で35mmより長い焦点距離のレンズはハウジングに今現在入らないので、ズームレンズの方が歩留りが良さそうです。
ハウジングに入る単焦点では最大の焦点距離で最大撮影倍率もちょっと大きい(=より大きく撮れる)SEL35F18を買おうと思っていたのですが、パワーズームにするべきなのか真剣にどうしようか悩んで来ました(;^_^A
さて、ここで作例と共にアクアバディズの被写体紹介です。
被写体(スミレハナハゼ)の写真です↓※撮影条件は全ての写真のEXIFに残しています
この全体が写ったスナップ写真よりも、単焦点レンズの解像度を生かしたピクセル等倍付近まで(現像ソフトの仕様でピクセル指定の切出しができず完全な等倍ではありません)拡大すると面白いです↓
スミレハナハゼの青は結構ベトっとしたインクの様な物が付いていますね、良く見ると歯まで青い(笑) 別の個体も載せて比較してみます、やはりちょっとベッタリ付いていますね。。。。。面白過ぎる。。。
別の個体↓
ちなみに、ブルーバードリボンゴビーで等倍付近まで拡大すると巻き上がった泥まで詳細に見えて目障りなので止めました。。。(爆)
まあ結果としてこのハウジングでこんな感じに撮れる(歩止まりは別にして)んだと参考になれば幸いです。
因みにブルーバードリボンゴビーやタンザクハゼ系は泥地での撮影です。動かなくても着地しただけでモクモク泥が舞い上がっていきます。この状況で水底を蹴るとどうなるか…。
更に今回アルミタンク12Lで最初はやたら重い割に後半浮きます。 ウェイトも普段より増え潜り始め中性浮力を取るとBCが浮き、腰のウェイトで沈み、身体が垂直に起きようとするゾンビダイバー形態になり易くなります。
やっぱり泥を巻き上げる方向です。 モクモクが増えるとどうしてもソフトフォーカスっぽくなり写真がビシっとしません。 よって沈むゴムフィンより浮く程度のプラフィンの方が良いかも知れません。
この受け口のタンザクハゼ↑(笑)も近くで見ると凄く綺麗です。 そしてブルーバードリボンゴビーはやっぱり恰好良いですね。 上手く撮りたかったのですが、どの個体も近くに行くと段々お尻を向けてしまうんですよね~(^_^;) また撮りに行きたいです。
A6000ハウジングの使用レビュー (1) ― 2016/03/12
NEEWER, Meikon, CamDive A6000ハウジングのレビューと共にセブのアクアバディズの小物一部紹介です (^^)v
水没の不安は最初の一本目ですぐに消え、安定して使えました。 α6000の一通りの機能が使え拡張性もちょっとあるコストパフォーマンスが大変素晴らしいハウジングだと思います。
しかし、出来が良いと粗が逆に気になってきます。 具体的にはキヤノンやオリンパス等の純正ハウジングに比べると使い難い点がありました。 それは。。。
- シャッターが押しにくい
- 水中で67mmオプションを脱着しにくい
- 録画ボタンを誤って押しやすい
- ストロボのボタン要らなくね?
です。
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1. 最近の一般的な純正ハウジングのシャッターはテコの原理を利用しとても軽くシャッター押せる様になっていますがこれは違います。 大きめハウジングを持ちながら、ハウジング上部の重いシャッターを押すと何より手振れが心配になります。
2. 67mmクローズアップレンズ等を水中で脱着するとびっくりする程抵抗感があります。
陸上では問題無く付くのに何故だろうと思いましたがこれはネジ部に水逃しの隙間が無く水に回すのを邪魔されているのが原因の様です。
クローズアップレンズを水中で奥までしっかり付けないとピントの合う範囲が分からなくなります。そんな事もありしっかり付けたいのですが脱着がとにかく大変でした。
下の写真はクローズアップレンズ使用例(トリミング後等倍から適当に縮小済み)です。 中心付近には収差も無く相性も良かったです。 2400万画素なんて要らね~、と正直思っていましたが、トリミングで絵になるのは意外と使えます(笑)
3. シャッターボタンを人差し指で押すとすると親指はガッツリハウジング本体を抑えますが、その時録画ボタンは手の平で覆われます。 ハウジング持ち直したりすると勢いで録画されている事が何回かありました。録画ボタンを使う時はもちろん有り、外すわけにいきませんが、普段誤作動させない様に凹ませるとか一工夫欲しい感じです。 → 後日設定で”MOVIE(動画)ボタン”を動画モードのみ有効にすることで写真撮影中の誤作動を防げることがわかりました。
4. ストロボのボタンを押す時はどう言う時でしょうか?予め用意されている外部ストロボを用意している時だけです。それは裏ブタを閉める前に一回ポチっと押すだけで良い事です。α6000はストロボを上げていると全強制発光してしまうので迷惑なときに発光を止める術が有りません。しかもハウジングのボタン面を下に置くとこのボタンは地面に接していて押されやすい位置にあります。 実際、ボート上でハウジングが転がった時にストロボが上がってしまいました。 一度上がったら最後ハウジングを開けてストロボを手で下げるしか有りません。このボタン、ニッパーでカットしようか検討中です(爆)
セブに行って来ました ― 2016/03/05
α6000でやっと水中写真を撮って来ました。 結果、写真の出来は別にして16本潜り水没もなく無事使用できました。
本当は3月の連休絡みの予定でしたが仕事の都合で急遽予定を変えましたが結果的今の方が良かったみたいです…理由は後述…
さて今回はダイビングと言うよりハウジングテスト、仕事もバタバタして疲れてるので、とにかく被写体も多く近くて行くのが楽な所を探しました。
第一候補は安近短で生物の多いフィリピン、セブのトロパラでした。フライトは直行便がありますが空港からリゾートまでの車3時間が辛い、いっそマニラ空港から車1.5時間程度のアニラオかなと思って調べていた所、セブ空港の近くにマニアックなダイビングサービスがある事が分かりました。
それはアクアバディです。
Webサイトでセブ、マクロ、リロアンを強調するのに空港から30分……なんか最初は胡散臭く感じましたが(笑)
調べてみると本当にリロアンと言う町がセブシティの近くにあるようです。実はマリンビレッジがあるのはサンタンダーという名前の村。しかもビデオでしか撮れていないブルーバードリボンゴビーが見れるようなのでここに決定しました。
行ってみると大昔のフィリピンリゾートな感じでかなりワイルド。部屋の水道が鉄臭かったり、リゾートとダイビングサービスの連携が悪い気がしましたが、マニアックなマクロを充分楽しめました。
今迄訪れた歴代ダイビングサービスの中で最も写真を撮るのに向いている…と言うか特化しています。ガイド兼マネージャーの鈴木さんはハゼと甲殻類にメチャ強く、このエリアだけで現在までハゼだけで約300種確認されているとか…もちろん全種見れるとは限りませんが。
またニタリの情報もありますが最近は余り出て無いそうでこちらは期待しない方が良さそうです。※こんなにセブ、マクタンに近いのにダイビング中にダイナマイト漁の音が聞こえました。そりゃ〜、ニタリが来なくなる訳です。
水温は27~29℃でしたが(深場ポイントでは驚愕の25℃)撮影メインなので余り泳がなくて寒くなります。フードベスト、そして長くいると食事が飽きるので携帯食、ダイビング用スポーツタオルを持って行きましょう。※パラオブルーコーナーでは水温が異常に下がって噂では19℃付近になってるとか異常事態の様です。深層海流が直接入るような大きな地殻変動でもあったのかも知れませんね(汗)
ここは出来れば鈴木さんを数人程度で独占できる空いている時期に来るのがベストです。と言う事で既に3月連休絡みは人数が増える様なので今行けてむしろラッキーでした。
さてパワーズーム無しで単焦点レンズ30mm F2.8とイノンクローズアップレンズだけでマクロメインのダイビングに挑んだNEEWER, Meikon, CamDive A6000ハウジングでの写真は、果たしてどうだったでしょうか…A6000ハウジングレビューは近日公開予定です d(^.^)
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