寒冷地の大型三脚仕様2020/01/25

北海道はでっかいどう!

本日急遽カメラのイメージセンサーの掃除に行って来ました (^^;

実は・・・、写真ツアーだというのにブロワーを持って行くのを忘れましたw  ・・・ふらっと出かける近所の撮影にもブロワーを持って行くのに、写真ツアーでブロワー持って行かないなんて衝撃的ですよね (^^;;;;

後半知り合いになった方に何回かお借りできたのですが、帰ってから恐る恐るセンサーを見ると、目でわかるくらいの小さい埃が見えてしかもブロワーをいくらやってもビクともしませんでした(泣)

慌ててソニーストアにセンサー掃除の予約をし、今まで自分でセンサー掃除していた SONY α6000とセンサーゴミが取れなくなった α7 III と二台の清掃と、ついでに今回北海道で酷使したレンズ2本の清掃してもらって来ました♪

α7 IIIは綺麗になったとお墨付きをもらえましたが、 α6000 はなんとセンサー内部にゴミが入ってしまっているようで清掃では綺麗にできず、センサー交換という形で直すしかないそうです・・・(泣)

 

さて北海道の写真整理もかなり進んで来ました♪

最初はまずピンボケ写真と何だかわからない物(笑)をザクザク消す作業ですねw これは大事な作業で無駄なSSD/HDD容量を使わずに済みます!

残った写真は約RAWだけで 2000枚強です。 あとは被写体が切れているとか構図がダメダメなのも、7~8割あります。

残り2~3割が残ったとしても連写とかもありますので似たような構図の写真は実際使えず、結局何千枚撮ろうが行ったポイントの数で大体決まってしまうということですね (^^;

路面に残る雪

さて、ということで写真まとめまであと少し掛かりますので、その前に寒冷地の三脚仕様についてまとめておきます。

今回の気温は、-20℃、通常-10℃くらいのようなので、以前行ったカナダのイエローナイフよりは10℃くらい暖かい場所でした。

それでも三脚のレッグウォーマーは付けた方が良いです、カーボン製でも直接触れると冷たく感じますし、アルミ製の場合は凍傷の恐れがありますので必須だと思ってください。

また上の写真のように路面が雪が残っていますので(今年は本当に雪が少ないと言われていても残雪ありました)、スパイクタイプの石突きに交換できる三脚が推奨です!

自分の場合は、以前に既に用意していたのがありましたので、GITZO スパイク ゴム石突(下記写真の一つだけ転がっているタイプ)に3本脚とも交換して持って行きました♪

上の写真では手前の脚にスパイクを出して路面に刺して固定しました♪

Gitzo 石突き群

さて雲台ですが、これがかなり悩みました。

昨年末に日食で4Way雲台の安定度を見ようと思っていたのですが、日食は天候が悪く見られず仕方なく家のベランダで確認したところ、やはり800mm くらいだと自由雲台の方が安定度が良さそうなので、慌ててビデオ雲台かジンバル雲台を購入するより、多少使い難くても慣れて安定度の高い自由雲台で行くことにしました (^^♪

自由雲台は、フリクションコントロール付きの SIRUI(シルイ) ハイエンド自由雲台K-30X を使い、あらかじめ望遠レンズの重さに合うように調整して行きましたが、飛んでいる鶴を追いかけるのに自由に動き、更に絶秒な重さで本当に使い易かったです♪

一つだけ不満があったのは、ボールの締め付けで視点が気になるほど変わることは無かったのですが、パンのロックを締め付けるとちょっと上に動くのが分かりました(汗)

唯一ここだけがダメでしたね。。。 ただこれは400mm では気が付かなかったので、動く量も極わずかなのかも知れません。。。

 

今回持って行ったのは先日書いたように GITZO 三脚 マウンテニア 3型 カーボン 4段ロング GT3542Lです♪ Gitzoの推奨では、3型は400㎜ レンズまで(耐荷重は 21kg) となっているのですが、今回使用したレンズの最大望遠は800mmでした。

勿論800mmでも問題なく使えましたが、800mm 30秒露光で大丈夫だったかと言われたらちょっと疑問が残ります。

何が言いたいかというと、これが最低ラインだということです。 これより一段細い2型がダメとも言いませんが歩留まりが違って来るだろうと想像できます。

Gitzoの場合3型より大きい4型と5型は、システマティックシリーズしかありませんので全高が自分のアイレベルまで取れる長さの物を選びましょう。 アイレベルが基本ですが、欄干などがありますので雲台込みで150cm以上は有った方が良いです。

※ 下の写真は、スーツケースに入れた状態の三脚です。。。雲台は外して上部のネジも段ボールで保護して入れました。

スーツケースに入れた状態の三脚

ということで北海道ツアーで使える三脚まとめ

  1. 三脚レッグウォーマーを付ける
  2. 石突きをスパイク付きの物に変更できること
  3. 三脚全高で140cm(雲台込みで150cm)は稼げるものを用意する
  4. 三脚最低高は、5cmくらいにできるものが良い
  5. 800mm レンズの場合、三脚の最小脚径は21mm 以上の物を選ぶ (Gitzoの場合3型以上推奨)

 

4は、実は現地で気付いたのですが、ローアングル用に Manfrotto ミニ三脚 PIXIも持って行き、意外と高さがあることに加え角度をちょっとでも付けると雲台が耐えられず動いてしまい使い物になりませんでした。 あとで調べると Manfrotto ミニ三脚 PIXIの耐荷重は1kgしかなく、レンズ・カメラ・Lブラケットの重さを合計すると超えていました。。。

もうちょっと大型のManfrotto ミニ三脚 PIXI EVOならば耐荷重2.5kgにアップされているのですが、最低高がちょっと高くなってしまっています。 最低高が10cmだと、その上にカメラを置くので実質20cmくらいの高さになってしまいます。

現地ではバタバタしていて思い付きませんでしたが、そんな時はセンターポールの逆さ付けすれば良いだけでした♪ これだと最低高0cmまでできますw

この技は Gitzoだと構造上、システマティックシリーズではできませんので、マウンテニアの利点ですよね (^^♪

センターポール逆さ付け♪

レンズの焦点距離は、FE 200-600mm F5.6-6.3 Gを用意するか凄く悩みましたが、結局運搬の労力、バッグの準備、今後の使用頻度を考えて止めました・・・北海道に住んでいたら間違いなく買ってましたけどね。。。

このツアーでは、800mm以上の焦点距離でも全然ありだと思いますので持っている方なら迷うことなく持ってくるべきです。

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