オーロラ観に行って来ました~2017/01/04

サルファーマウンテンより

オーロラ観に行って来ました (*´ω`)

結果としては観ることができ良かったです (^^;
まあイエローナイフはかなり観れる確率が高いと言われていますが、ダイビングと同じ自然現象なので過度な期待は禁物ですよね。

Aurora 0

日程

  1. バンクーバー観光
  2. イエローナイフ:オーロラ鑑賞
  3. イエローナイフ:オーロラ鑑賞
  4. イエローナイフ:オーロラ鑑賞
  5. バンフ移動
  6. カナディアンロッキー観光
  7. バンクーバー移動
  8. 帰国

イエローナイフでは日中-20℃以下が当たり前という環境で、寒さもそうですが、何しろ非常に乾燥しまくっていました。

現地のガイドの方に、イエローナイフはロッキー山脈などで隔絶されていて海から遠いから乾燥しているなんて言っている人がいましたが、イヤイヤそれだけじゃないでしょ (^^;

実はイエローナイフの周辺は湖だらけなんです。 湿度供給源はあります。

乾燥している理由は、気温ですよね~。 気温が-30℃まで下がると0.338 (g/m3) しか水が空気中に溶けません。 この量全部あって湿度 100% です。

この空気を暖房で 15℃まで上げたらどうなるでしょうか?
なんとその温度だと 12.8 (g/m3) まで溶けます。 水分量は勝手に増えませんので、-30℃の時のままです。 この時、たった湿度 3 % の乾いた空気の出来上がりです。 このまま真空にすればフリーズドライの手法ですね。

Aurora 1

まあ能書きはその辺にして、オーロラの観れた確率ですが、3日間イエローナイフにいて、2日間観れました。
その中で最も明るいと言われる Level 5 と思われるオーロラを観れたのは、一日でしかも時間限定でした。

天気さえ良ければオーロラはまず毎日観れると思いますが、オーロラの明るさがビックリするくらい変わります。

下記はLevel 1と思われる時とLevel 5と思われるオーロラの比較です。 両方とも F2.8 ISO-1000ですが、上は30秒なのにこの薄さ、下は5秒でこの明るさです。 これくらいオーロラの明るさの差がありました。 Level 5となりますとスマホでもオーロラが撮れようになり、赤やピンクの物も肉眼で観えてきますが、Level 1だと肉眼でもかろうじてで、慣れないと雲との区別がつかないという感じでしょうか。

Level-1
Level-5

明るい広角単焦点レンズが、今の所純正でないのですが、是非欲しいですね♪

イエローナイフ・・・オーロラ撮影情報編2017/01/08

比較的暖かい日

オーロラ観光を売りにしているイエローナイフは、上手くオーガナイズされており田舎の活性化に成功している良い例だと思いました。

上手く田舎のリソースを使い(人手、車…繁盛期にはスクールバスまで利用)、現地には日本人、韓国人、中国人の若いガイドやスタッフでかなり効率良く回してたと思います。 ※こう言っては何ですが、カナダ人で全部回すより上手く行っているのではと思います。

ホテルは一応三ツ星のエクスプローラーで、部屋は薄暗く設備はパッとしませんでしたが使い捨てスリッパがあり非常に助かりました。
風呂はホットタブがあり、ポットやドリップ式コーヒーメーカーもあります。 しかしホテルのレストランはどうも効率が良くなくて時間が掛かる覚悟が必要です、またメニューもアメリカンな物しかありません。

北極イワナとサーモン

滞在中寒さにやられてどうしても暖かいうどんが食べたくなり、何度か ‘寿司ノース’(日本食レストラン)に行きましたが結局クリスマス休暇とボクシングデーにぶち当たって閉店中で、初日に話題の北極イワナとサーモンの寿司だけしか食べられませんでした (^^;

という事で行く人はカップうどんかそばを持参するのがお勧めです。 唯一休日に開いていた近所のスーパーにカップラーメンはありますが、うどんという名前のカップラーメンしかありませんでした。。。

オーロラビレッジはエクスプローラーホテルから30分ほどで、色々なホテルから乗り合わせた人達と合流したピックアップバスで行きます。 狭いので大きいカメラバッグ等はやめた方が良いです。

ただ、それでも三脚は個人の物を持って行くのがお勧めです。

無料レンタルという言葉に釣られて頼んでいましたが(毎日レンタル手続き必要で通常は有料です)、三脚台座のラバーが外れている、脚にガタがある物など不具合品も多く(言えば交換してもらえますが、代替がなければアウト)、またバスでゲストが同時到着しますので手続きが混み合い、入手までに時間が掛かります。

空港のオブジェ

それなら自分の物を持って行って到着後素早く準備できた方がストレスが少ないです。

あとの必需品は、他によくある情報としてお持ちのがカメラが入るサイズのジップロック、バッテリー、そして使い捨てカイロです。
※日本からカナダに直接入るようでしたら使い捨てカイロを取り上げられることはないかと思います(手荷物にしないように)。

カメラはマニュアルでフォーカスと各種設定ができることが必須です。 スマホならばマニュアル設定ができるカメラアプリを入れて、三脚に付けるアタッチメントを持っていきましょう。 三脚のレンタルをしているギフトショップにスマホ用アタッチメントがないか聞いている人がいましたが、無いと言われていました。

こんなスマホユーザーや、ファインダー無しのカメラのユーザーが大量にいますので、オーロラ撮影時には大量に他の方の液晶モニターが写りこみますが、こんなにスマホユーザーがいたら諦める他ありません。

イエローナイフ・・・オプション編2017/01/09

犬ぞりで林を駆け抜ける!!

極寒のイエローナイフで、オーロラを観る以外のアクティビティをやるなんて、寒い場所をよく知らない自分にとっては余りイメージできないことでした (^^;

その上気温-30 ~-40 ℃で、凍傷になるかも知れないから夜間と同じ装備(オーロラを観る装備)で来いと言われていた 犬ぞり も正直テンションは上がりませんでした (^^;;

犬ぞり

ところが幸いポカポカ陽気の晴れで、-25 ℃ という高温(?)だったせいかそれ程苦では無かったし、また昼間の太陽が面白くて良かったです。

更に偶々オーロラより珍しい、ハロという現象と幻日という現象の両方同時出現していました。 ※下記写真参照↓

オーロラより珍しい現象

正直、iPhoneだけしか持って来なかったことを凄く後悔しました (›´ω`‹ )
ちなみにこの場所は夜間オーロラを鑑賞する場所と同じで、凍っていて分かりませんが、左下ホッケーゴールの横は全部湖です。

更に夕方のようですが、昼間の1時で、太陽は一日中こんな低い位置を周り、3時過ぎには日が沈みます(爆)
更に分かったのは、自分の iPhone 6S が寒さのせいかやけに電源が落ちるなと思ったら、バッテリー交換プログラム対象だったことにスマホをカナダに持ってきて初めて気付きました (^^;

犬ぞり

実質犬ぞりに乗って走っているのは15分くらいで若干値段が高い気もします。 さらに犬ぞりは結構スタックしていましたが(笑)、雰囲気のある林を駆け抜けるのは面白かったのは確かです。。。

カナディアンロッキー・・・観光編2017/01/14

年末でもクリスマス気分のフェアモントホテル

折角カナダに行くのだからイエローナイフだけでは勿体無いので、それ以外にカナディアンロッキー観光も入れていました。 実際はバンフ周辺の観光ですね。

カナディアンロッキー

・・・という理由の他にイエローナイフに行ってもしオーロラ観れなかったらカナダに何しに行ったか分からなくなるので、どこか滑り止めを入れたかったという事もあります(爆)

カナディアンロッキー

イエローナイフからカルガリーまで飛んで、そこから陸路でバンフに向かいます。 そこに滞在して周辺の観光とレイクルイーズ周辺の観光です。 という事でバンフのフェアモント・バンフスプリングスホテルに二泊しました。

フェアモント・バンフスプリングスホテル

ここで助かったのは食事でしょうか (*´∀`*)
特に朝食ブュッフェがメッチャ良かったです。 一見ただの朝ブュッフェですが、ただのオレンジジュースがスクィーズの粒入り、ただのポット入りコーヒーもドリップしたての様に美味い。

カナディアンロッキー

エッグベネディクトは温かくて半熟♡、更に各種フレッシュスムージーも有り、他食べ物も良い食材使ってます的な感じで、イエローナイフの食事でヤラレていたのでかなり感動して食べ過ぎました(爆)

普通の朝飯が美味い♪

朝食後は、バンフ周辺を巡りボウ湖やサルファーマウンテンなど巡りミュールディアとも出会いました。 近くに寄りたかったのですが車内からパチリと・・・。 鹿だけにシカトされていますが・・・。

ミュールディア

昼はレイクルイーズまで移動して同じくフェアモント系のホテルでアフタヌーンティーで昼食でしたが、こちらも美味かったです。 ただ、食べ切れませんね (^^;
これを本当に昼食の後に食べる人がいるのか(爆)

アフタヌーンティー @ レイクルイーズ

レイクルイーズは全面凍って天然スケートリンクになっていました。 夏は、ザ・カナダと言う様なこれぞカナダ的な緑と美しい湖の避暑地として大混雑との事でした。 いやいや、年末もかなり人がいましたよ (^^;

レイクルイーズ